症例１７６ 奈良県大和郡山市在住 ３０代女性
産後の腰・股関節・ひざの痛みの症状
お母様のご紹介で来られた方です。
産後から右膝の痛みがあり、近くの整骨院に通ったが施術が痛くて困っていたのをお母様に相談し当院に来られたということでした。
お話をお聴きすると育児や家事にも支障があるという状態でした。
産後の腰・股関節・ひざの痛みの整体
「整体１回目」
初検時、右膝の状態を診ると膝が曲がり伸びていない状態でした。
観察すると骨の機質的な問題は無さそうで、筋肉や靭帯の拘縮と関節の詰まりが原因だと推察しました。
また、右側の股関節の歪みと機能障害もあったのでお伝えすると股関節と腰周辺の痛みもあると仰られていました。
施術は足部、膝、股関節、骨盤と進めていきました。
施術後は膝が伸ばしやすくなったので自宅でできるセルフ整体を教えて、この日の施術を終了しました。
「整体２回目」
膝の状態は少し良くなっていました。
施術は前回同様に行いました。
「整体３回目」
この日は股関節と腰の施術を中心に行いました。
「整体４回目」
膝、股関節、腰はかなり良くなっている状態で家事や育児の支障も少なくなったということでした。
育児で傷めた手首の腱鞘炎が今は一番辛いということでしたので、この日から腱鞘炎の施術を開始し、次回から腱鞘炎の施術に切り換えることになりました。
産後の腰・股関節・ひざの痛みの考察
産前・産後に腰や股関節の痛みを訴える方は多く観られます。
この方の場合は腰や股関節よりも膝の痛みを強く訴えられていました。
ですが検査すると著明な骨盤や股関節の歪みと機能障害があったので、これらも施術する必要がありました。
今回の症例は骨盤や股関節がひざの痛みを引き起こしていたと推察できます。
産前、産後に膝の痛みがある場合は骨盤や股関節の状態を確認することも重要です。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史（柔道整復師）
